【通信講座資格の大原】の社労士について合格率や講座の評判など徹底解説します！

資格の大原は、1957年に設立され、65年もの実績を持つ大手資格予備校です。
現在通信講座は35講座開講し、長年の実績をもとにした指導で毎年多くの合格者を輩出しています。
今回は、そんな大原が提供する社労士講座の合格率、評判、勉強方法などすべて解説します。

資格の大原の社労士講座をひとことで言うと！？

受験指導経験が豊富な講師が、本試験の出題傾向を分析し作成したオリジナルテキストは、
非常にわかりやすくクオリティの高い仕上がりです。
公開模擬試験や総合演習など実践形式の問題集まで用意されており、
豊富な教材を揃えているため十分な試験対策が可能です。
試験範囲を網羅的に学び、確実に合格したい方におすすめです。

資格の大原のいいところ

過去問題の徹底的な分析により作成されたオリジナルテキストは、
図解が含まれているなど、「受講生が見やすく分かりやすい」をコンセプトに構成されている。
総合演習、公開模擬試験など実践的に取り組むことができる問題集が多く、
アウトプット教材が充実している。
分からないことは、電話やメールで講師へ質問することができる
スクーリング制度があり、決められた回数最寄りの校舎で授業を受けることができる
校舎にある自習室の利用が可能。
公開模擬試験の採点結果を成績表にまとめてくれるので、
自分の弱点などを試験前に把握し勉強に役立てることができる。
教育訓練給付金制度の対象のため、給付金を受け取れる可能性がある

資格の大原の残念なところ

講座料金は約23万円と相場の10万円と比較すると非常に高い
スマホを用いて学習できるツールが少なく、必要な場合は別途購入する必要がある

【資格の大原の社労士講座概要】

235,000円（税込）（社労士合格コースinアドバンス16 Web通信）

資格の大原のコースは６つあり、初学者向けから経験者向けのコースまでさまざまあります。
上記のコースは一番ベーシックな初学者向けのコースで、
質問対応、自習室の利用、16回のスクーリングの利用などの学習フォローがすべて揃っているコースです。初学者向けで一番安いコースは、165,000円（社労士速修合格コース Web通信）ですが、
基礎となる講義回数が少ないので、短期合格を目的としている方には向いていると思いますが、
じっくりと基礎から学び、
確実な実力を身に付けたい方は社労士合格コースinアドバンス16 Web通信のコースを受講することを
おすすめします。

テキスト　白黒・ポイント解説付き

資格の大原のテキストは、過去の試験から傾向を分析し構成されています。
テキストには受講生が理解しやすいようマークを用いて重要度が示されています。
具体的には、過去に出題されたことのある問題には「選」、頻出する問題には「頻出」、
重要度が低い問題には「参考」などマークを用いて出題頻度の高いものから低いものまで示し、
抑えるべきポイントが分かりやすくなっています。
出題頻度が低い問題まで網羅しているので、社労士としての知識を網羅的に学習することができます。

学習ツール　講義動画＋テキスト＋問題集＋直前総合演習＋公開模擬試験

資格の大原では基本的に講義動画とテキストを中心にインプットを行います。
インプットと並行して、問題集に取り組み知識を確実に定着させます。
定期的にミニテストや中間テストも行われており、
実践的なアウトプットで自分の弱点を発見することができます。
試験が近づくと、本試験同様の直前総合演習や公開模擬試験に取り組むことができ、
応用問題にも対応できる実力を身に付けることができます。　　　

合格率　未公表

残念ながら資格の大原の合格率は未公表です。
しかし、資格の大原全体の合格者数は毎年公表しており、
2021年度は528名もの合格者を輩出しています。
受験者数が分からないので高い実績か判断することは難しいですが、
2021年度の社労士試験の合格者は約2,900人（合格率7.9％）であり、
約６人に１人は資格の大原の受講生という実績があります。
合格実績を重要視する方におすすめの講座です。

学習サポート

質問対応

資格の大原では、学習上で生じた疑問、試験に対する不安などどんな質問、
相談でも講師が受け付けてくれます。
質問できるツールは、対面、電話、メールなどさまざまあり、対面の場合時間指定はありますが、
予約などせずに最寄りの校舎へ行って質問することができます。
分からない部分があるときにすぐに解決できると
学習をスムーズに進めることができますので、質問対応が充実している点は非常に魅力があります。

スクーリング制度

資格の大原は最寄りの教室で一定の回数講義を受けることができます。
社労士合格コースinアドバンス16 Web通信コースの場合は、16回利用することができ、
利用する日は自分で決めることができます。
試験本番の緊張感を経験するために、ミニテストや中間テスト、公開模擬試験の回に利用したり、
日常の学習モチベーションをあげるために、通常講義の回に利用したり、
自分の用途に合わせて利用することができます。

自習室

資の大原では、事前予約をすると、最寄りの校舎の自習室を利用することができます。
学習環境を変えて勉強したい方や、受講生と同じ空気感で勉強したい方など
自分の学習のモチベーションを保つために利用することができます。

スマホ専用問題集（別途購入）

資格の大原では、スマホ専用のアプリがありスマホで練習問題を解くことができます。
このアプリは、必要に応じて別途購入することで利用することができます。
基本的にスマホ学習がない大原ですが、移動時間や隙間時間もスマホアプリを通して
勉強したいという方は是非検討してみてください。

資格の大原の通信講座が向かない方

・費用重視で講座を受講したい方

資格の大原の講座料金は約23万円と相場の10万円と比較すると非常に高いです。
その分、質問対応などの学習サポートが充実していたり、公開模試や、
直前総合演習などの教材が充実していたりなど講座の質は高いですが、
合格までの費用を抑えて学習を進めたいという方は他社の通信講座を検討してみるのもよいでしょう。

・スマホ学習で効率的に学習したい方

資格の大原は、スキマ時間を活用して効率的に勉強できるようなスマホ学習があまり充実していません。スマホ学習は、講義動画の視聴のみで、問題集をスマホでしたい場合は、
別途購入する必要があります。
他社の講座では、テキストの閲覧、ミニテスト機能など、スマホ学習が充実している講座もあるので、移動時間や隙間時間をメインに効率的に勉強したい方は他社の講座を検討してみるのもいいでしょう。

・短期合格したい方

資格の大原の社労士講座は基礎からじっくりと学ぶカリキュラム構成です。
他社の通信講座には、合格に必要な知識のみをテキストにまとめた講座や、
隙間時間に勉強できるツールが豊富な講座などもあります。
効率的な学習で短期合格を目指したい！という方は
上述したような講座を検討してみるもよいでしょう。

資格の大原の受講がおすすめの方

・じっくり基礎から学びたい方

資格の大原は、基礎学習を大切にしているので、
じっくりと時間をかけて実力を身に付けたい方におすすめです。
また、テキストは幅広い知識が網羅された構成ですので、
社労士として活躍するうえで必要な実践的な知識も身に付けることができます。
基礎学習をしっかりし確実に合格する実力を身に付けたい方は資格の大原がおすすめです。

・対面でのサポートをしてほしい方

資格の大原では、質問対応など最寄りの校舎に行けば講師が直接対応してくれます。
メールや電話のみでなく、対面でじっくり質問する時間を取りたいという方も少なくないはずです。
通信講座ではなかなか対面で対応してもらえる機会はないので、
対面でのサポートを通して疑問点を確実に解決したい方などに資格の大原はおすすめです。

・多くの実践的な問題集で実力を身に付けたい方

資格の大原には、問題集、中間テスト、公開模擬試験など
実践的に取り組むことができる機会が多く設けられています。
また定期的なテストも豊富に用意されています。
難易度が高い試験ほど多くの実践問題で実力を測り、
弱点を克服しながら勉強することが大切になってきます。
多くの実践問題で実力を測りたい方は大原がおすすめです。