資格試験のFINの公認会計士通信講座の評判は？教材や費用まですべて紹介します！

大手予備校で活躍していた講師があつまって結成されたFIN。
公認会計士の通信講座を提供し始めてまだ6年でありながら注目を集める新進気鋭の会社です。
ここではFINの実態について、教材や学習サポートの特徴、費用、さらにはFINを受講することに向いている人・向いていない人という観点から徹底解説します！

FINのいいところ

• テキストはTAC等の大手専門学校で活躍された講師陣の監修による完全オリジナルテキストであり、過去問や会計基準・条文集など全てが記載されたフルカラーテキストです。
• 講義動画はMicro SDカードに記録して受講生に届けられるため、動画データをタブレットなどに入れておけば、いつどこでも見たい講義を視聴することが可能です。
• 計算問題集にも解説動画が付いていて理解度を高めやすい。
• スマホ用の過去問集があり、外出先でも問題集を解くことができる。
• 論文の答案練習での採点・添削や24時間質問受付など充実したサポート体制がある。

FINの残念なところ

• まだ開講して間もないため、実績の面で他社通信講座に劣る部分がある。
• 大手のような合格後の就職サポートはない。

気になる価格は？

272,000円(税込)　総合入門コース

総合入門コースは短答式試験と論文式試験の両方の合格を目指す初心者向けのコースであり、このコースで１から公認会計士の試験の合格を目指すことができます。
公認会計士通信講座の中には大手専門学校だと受講料が80万円弱と高額であるため、それに比べれば破格の安さであるということがわかっていただけるのではないでしょうか。
また、すでに一定の会計知識がおありの方は、既習範囲を除いたより低価格なコースを受講することもできます。
各々のコースの詳しい内容と価格についてはFINの公式HPを参照してください。

FINのテキストの特徴は？

ALL in ONEのフルカラーテキスト！

FIN公認会計士講座のテキストは、大手専門学校で活躍された各科目担当の講師陣自らが手掛けた完全オリジナルテキストであり、講義内容にマッチしたわかりやすい仕上がりになっています。
さらに、これまで公認会計士の学習をする際は基本テキスト以外にも、講義中に過去問集や会計基準・条文・施行令など別のテキストを用意する必要がありましたが、FINの公認会計士のテキストはそれらすべてが掲載されたALL in ONEのフルカラーテキストです。
受講生は、テキスト以外に過去問や条文などを持ち運ぶ必要がなく、テキスト一冊あれば、すべての内容を参照しながら効率よく勉強できます。
また、フルカラーであるため見やすいだけでなく記憶に残りやすいように構成されており、受講生目線にこだわって作られているテキストです。

FINの学習ツールについて

テキスト＋講義データ＋計算問題集＋スマホ過去問集

テキスト作成を自ら手掛けた、実力のある講師陣の、豊かな経験に基づいて展開される丁寧な講義動画はMicro SDカードに記録して受講生に届けられます。
その講義データをタブレット等にダウンロードしておくことで、見たい講義の視聴がいつどこでも可能です。
また講義データは返却不要であるため、万が一不合格であった場合でも追加料金なしで継続して視聴することが可能です。
アウトプット教材として計算問題集と隙間時間の活用にぴったりのスマホ過去問集も用意されているのですが、計算問題集には解説動画まで付いており、解答を見ても理解できないままにならないため、より理解が深まります。

FINの合格率は？

合格率は公開されていません。　
FINの公認会計士講座は開講されてまだ6年のため、合格実績の面で不安を覚える方は少なくないと思います。
合格者数や合格率を見て判断できないのは残念ですね。
しかし、FINの公式HPで合格者の合格体験記を閲覧することができるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

学習サポート　

採点・添削＋24時間質問受付＋メール配信

FINの公認会計士講座では、24時間メールで質問を受け付けており、疑問点をすぐに解決して次の学習にスムーズに進めます。
また講師陣による論文式答案練習の採点・添削を受けることができます。
論文式試験を攻略するためには、自分の答案にどのくらいの点数が付き、どうすれば点数が伸びるのかを、採点・添削を通して認識することが重要なので、この採点・添削のサポートはとてもありがたいですね。

ステップアップ制度

FINにはお得に会計士講座を受講できるステップアップ制度があります。
ステップアップ制度とは、FINの日商簿記1級コースまたは税理士簿財コースを受講した後に、公認会計士の各コースをお得に受講できる制度です。
公認会計士試験の基礎となるのは簿記なので、日商簿記1級の合格者は比較的短期間で公認会計士試験に合格する傾向がありますし、税理士簿財合格者は公認会計士短答式の財務会計論が免除になります。
なので、まずは簿記1級や税理士の勉強をした後に、公認会計士の勉強を開始したい！という方には、余分なお金を払わずに両コースを受講することができますので、おすすめです。

FINの公認会計士講座が向いていない方

合格実績を重視して講座を選びたい方

FINの公認会計士講座は開設されてまだ6年と短いため、合格実績はまだ乏しいと言えます。
30年以上にわたって圧倒的な合格実績を誇る大手専門学校などもありますので、合格実績にこだわりたい！という方は他校の講座を検討するのもよいと思います。

合格した後に就職サポートを受けたい方

公認会計士講座を開講している会社の多くが、合格者向けの就職サポートを実施していますが、FINではそのようなサポート体制は整っていません。
近年の公認会計士の就職状況は売り手市場ではあるものの、やはり就職をサポートしてくれるシステムがあるかどうかは安心感にもつながりますので、合格後スムーズに就活を進めたい！という方は、他校を検討してみてもいいかもしれません。

FINの受講がおすすめの方

良質なテキストと講義動画で勉強をしたい方

FIN公認会計士講座のテキストは、TACなどの大手専門学校で活躍された実力のある講師陣自らが手掛けたテキストです。
条文や会計基準をも掲載したALL　in ONEのテキストは、何冊かのテキストを行ったり来たりする必要もなく、しかもフルカラーで見やすく記憶に残りやすく設計されています。
この良質なテキストと経験豊かな講師陣による講義動画で、着々と実力を積み上げたい！という方にFINの公認会計士講座はおすすめです。

費用を抑えたい方

FINの公認会計士講座は、他社と比べても圧倒的に低価格です。
受講生のレベルによっていくつかのコースが用意されていますが、短答式と論文式両方の試験合格を目指す初心者向けの総合入門コースでさえ272,000円（税込）と、1/3程度の価格です。
また、先述したステップアップ制度を利用することで更にお得に受講することができます。
良心的でリーズナブルな価格で良質な講義を受講したい方にFINの公認会計士講座はおすすめです。

FINの通信講座のまとめ

FINの公認会計士講座は開講してまだ6年と歴史は浅いですが、経験豊かで実力のある講師陣自ら手掛けた良質なテキストと、その講師陣の分かりやすく丁寧な講義動画で、受講生の実力を圧倒的に飛躍させます。
価格もリーズナブルですので、費用を抑えて良質な講義を受講したい！という方はぜひFINの公認会計士講座を受講してみてください。